コラム

column

ダクト現地調査で抑えたいポイント

こんにちは!静岡県浜松市北区に拠点を構え、東海地域を中心にダクト製作やダクト取り付けなど、空調設備工事を行っている有限会社富・ブレストです。
「キレイ・早く・確実に」をモットーに、熟練した技術をもつスタッフが誠心誠意施工にあたっております。
現地調査する理由には、ダクト火災の防止や衛生面の向上、機器メンテナンスといった意味があります。
ダクト工事やダクト清掃において、現地調査は非常に大事な作業なのです。
今回は、ダクト現地調査で抑えたいポイントについてご紹介します。

給気と排気の出口


ダクトの排気ファンが汚れていると吸いが弱くなり、厨房内が暑くなります。
すると厨房などで作業している方の熱中症などにつながる可能性もあり、非常に危険です。
そのため、排気ファンの汚れ確認はもちろん、他に不具合箇所がないかなどを確認する必要があります。
これらのように吸いが悪くなる原因は、排気側に多くあります。
しかし、給気側の問題で吸いが悪くなっている場合もあるのです。
さらに見落としがちなのが、排気の出口です。
ダクトの出口が塞がっていると空気が出なくなるため、吸うこともできなくなります。
原因となる箇所の候補が複数あるため、現地調査をする際には注意しましょう。

手の届きにくい場所の確認

上記にもあるような排気ファンが汚れている時には、厨房フードも汚れている可能性が高いです。
フードの外観や内側は、比較的清掃がしやすい場所といえるでしょう。
しかし、防火ダンパーと立ち上がりダクトは、手が届きにくい上にフィルタを外さなければ確認できず、清掃もしにくい場所なのです。
防火ダンパーは、高温になるとヒューズが溶けてダンパーが閉じる仕組みです。
しかし、このヒューズが油で汚れていたり劣化していたりすると切れてしまったり、油で固着してしまったりと、火災を止められなくなってしまう可能性もあります。
立ち上がりダクトは、フードから排気ダクトまで立ち上がっているダクトのことで、ここが油で汚れていると火の粉を吸った際に引火するケースがあるのです。
このようにダクトには手が届きにくく、かつ確認すべき重要なポイントがあることを覚えておきましょう。

【求人】富・ブレストでは新規スタッフを募集中!


弊社では、ダクトや空調工事の現場スタッフを募集中です。
冷暖房のダクト工事全般にご興味のある方や、無事故・無違反を続けている安定した会社で働きたい方は大歓迎です。
経験・未経験を問わず、生き生きと働きたい方はぜひご応募ください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。