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ダクト施工時の注意点とは?

こんにちは!静岡県浜松市北区に拠点を構え、空調設備工事会社として活動している有限会社富・ブレストです。
弊社は、人々の豊かな暮らしを維持するために、ダクト製作やダクト取り付け工事などに真摯に取り組んでおります。
ダクト工事を行ううえで、工事における注意点はたくさん存在するのです。
そこで今回は、そのようなダクトの施工時の注意点についてご紹介します。

丸ダクトの接続


丸ダクト接続には、フランジ工法と差し込み継手工法の2つがあります。
フランジ工法は、強度を要する接続に適した工法といえるでしょう。
この工法は、フランジカラーという部材を差し込み、ボルトとナットで固定するものですが、大径ダクトにはアングルフランジ、小径ダクトにはプレートフランジという部材を用います。
差し込み継手工法は、継手を差し込み、ビス固定した後テープなどで接続するものです。
この工法は、施工が容易で単価も安く済むので広く利用されています。
なお、鉄板ビスで固定する際は、漏水の危険性を考え、ダクトの真下にビスを打たないように注意しましょう。

角ダクトの接続

角ダクトの接続には、アングル・スライドオン・共板のフランジ工法があります。
その中でも、アングルフランジ工法が強度を要する接続に適した工法といえるでしょう。
しかし、ボルト締めや溶接などは施工が難しく単価も高いため、一般的には用いられません。
スライドオンフランジ工法は施工が容易で、フランジ部材を差し込んで溶接を施し、ボルト、ナットで締め付け、金物でフランジを押さえるものです。
そして、最も一般的な方法は、共板フランジ工法です。
この工法はダクトを曲げてフランジとし、ボルトで固定するため、フランジ取り付けが省けるので、施工が容易といえるでしょう。

ダクトの勾配

実際のダクト施工では、雨水の侵入や結露、湿気によって水が溜まる可能性に備えてダクトに勾配が必要です。
この勾配を誤ると、雨がダクト内に侵入し、ダクトを介して機器が漏電し、火災が引き起こる可能性や、ダクト継手部がたわむことで水が溜まり、腐食による漏水が起こる可能性も考えられます。
このように、ダクト施工では排水のための勾配の配慮も必要です。

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ダクト工事という仕事は、未経験の方には難しそうに感じるかもしれません。
しかし、弊社では先輩が親身に指導を行っておりますので、安心してご応募ください。
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最後までご覧頂き誠にありがとうございました。