こんにちは！
静岡県浜松市に拠点を据え、県内および東海地方を施工範囲に空調設備工事やダクト工事を行う建設業者、有限会社富・ブレストです。
ダクト工事の業界で働いていくのであれば、給気口と排気口に関する知識は持っておきたいところです。
給気口や排気口の存在は、普段の生活で意識することはあまり多くはないかもしれません。
しかし、実はこの2つの設備は非常に大きな役割を持っています。
今回は求職者の方に向けて、給気口と排気口の重要性をご紹介いたします。

給気口と排気口の役割

人間は酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出しながら生きる生物であり、人間が過ごす屋内の空気は徐々に酸素濃度が減少します。
空気がよどみ、酸素濃度が低下した屋内では、集中力が落ちてさまざまな作業効率が低下してしまうというデータも存在しています。
そのような屋内の空気を循環させるために換気を行いますが、建物に空気の入口と出口がなくては不可能です。
窓を開け放つことでも空気を入れ替えることはできますが、それだけでは不十分な場合や、窓による換気に向かない構造の建物もあるでしょう。
空気を屋内に取り込むために設けられる入口が給気口であり、屋外の空気を排出するために設けられる出口が排気口です。
換気扇などを用いて空気を動かし、給気口と排気口からそれぞれ給気と排気を行うことで、屋内の空気環境が適切に保たれます。

屋内環境への影響

換気が弱い建物の場合、温度調整も難しくなります。
例えば調理が行われる厨房内において空気が滞ってしまっている場合、厨房内は調理の火の影響を受けて高温になってしまうでしょう。
給気口と排気口の機能を良好な状態に保てば、空調の効き目も大きく改善できます。
空調費用のランニングコストを低下させることにもつながるため、給気口と排気口は非常に大切な存在だといえるでしょう。

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